ヘルメット治療はかわいそう?副作用はあった?娘の場合

ヘルメット治療の副作用 育児

こんにちは!きなこです。

今回は、ヘルメット治療の続きの話。

治療を受ける前、「赤ちゃんにヘルメット治療だなんてかわいそう。痛かったり辛かったりするんじゃないか。」と思ってました。

今日は、実際に治療を受けて、どうだったかについて書きます。

あくまで娘の場合であり、私の個人的な感想です。

ヘルメット矯正で赤ちゃんは痛いの?

矯正と聞くと歯科矯正をまず思い浮かべますよね?

私も歯科矯正を受けたのですが、とっても痛かった。ワイヤーの調整後、数日はヨーグルトさえ食べることが辛いほど…。

頭の矯正も歯の矯正も、同じように骨を動かすわけですし、同じように痛いんじゃないかと心配でした。

でもアイメットを被せてみたところ、娘が痛がっている様子は微塵もなく、ホットしました。

アイメットは内部がこんな感じで内部がスポンジ覆われており、ふかふかしています。歯科矯正と違って、外圧を積極的にかけているわけではないようです。

ヘルメットの内部

寝癖で頭の形が歪んでしまったのはそもそも自分の頭の重さ、自重のせいなので、今度はその自重を凹んでしまったところ以外にかかるようにしているだけ。なので、同じ矯正でも歯科矯正とはだいぶ違うようです。

寝るときは絶対に右しか向かない赤ちゃんの場合、自分の頭の重さ分だけ左に圧がかかるようになります。

最初はおそるおそる娘に被せていた私も、娘の様子を見て長時間着用に切り替えました。

赤ちゃんがストレスに感じたりしないの?

痛くはなくても、本当は嫌なんじゃ…というのも心配でした。娘はまだ口がきけませんからね。

母として観察した限りでは、娘は嫌がっている様子も微塵も感じられませんでした。

あまりに被ってても被っていなくても様子が変わらないので、この子はまだ小さいから、本当は嫌でも抵抗する手段を知らないのでは…と心配になった程。

でも、その心配は杞憂だったようです。ヘルメット導入とほぼ同時期に使うようになった鼻水吸引器は、何回か使うと嫌なものだと認識し、電源を入れた音が響くだけで全力で体を捩って逃げるようになってましたから(笑)

副作用はあったの?

汗をかいて蒸れると、汗疹ができることがありました。

ただ、娘の治療は冬からスタートだったので、春先になるまでは経験せずに済みました。

4月を過ぎ暖かくなって汗疹が出てくると、娘がかわいそうになり、私が先生にお願いしてヘルメット治療を強制的に卒業してしましました。本当はもうちょっと続けられたんですけどね。

チューブタイというガーゼのようなものを頭とヘルメットの間に挟んで使用すると、汗を吸ってくれるので、汗疹の予防になるみたいです。暖かい(暑い)季節は、チューブタイを何度も交換し、汗を頻繁に拭いてあげる作業が必須になります。

チューブタイの料金は最初にお支払いした54万円に含まれているようで、診察に行くたびに無料で貰えました。

ヘルメットしていても赤ちゃんは眠れるの?

初日から何にもないように寝ていました(笑)

この辺りは個人差もあるかも?娘は私の趣味で、外出時は必ず帽子を被らせるようにしていたので、頭に何か被ることに抵抗感が薄かったのかもしれないです。

予想していなかった効果

娘はちょうどお座りやハイハイ、つかまり立ちが始まった頃から治療を開始しました。

その結果、転倒や障害物への衝突の際に、ヘルメットを被っていたおかげですいぶん衝撃が緩和されたように思います。

お座り習得直後は、よく後ろにコテッと倒れちゃったりしていたので。

娘はどこにぶつけても痛そうにしていませんでした。

その副作用として、ヘルメットを外したときの、痛みをまったく恐れないダイナミックな動きにヒヤヒヤしました。わざと後ろに勢いよく倒れたりするんです。これも副作用といえるのかもしれません。

何回か痛い思いをするとやめてくれて、ホッとしたのを覚えています。

私の個人的な感想まとめ

冬に治療するのであれば、まったくかわいそうではなかったです。

一方で夏は、ママも赤ちゃんもなかなか辛いと思います。私は夏を待たず、春の段階でドロップアウトしてしまいました。

治療効果は1ヶ月でも出てくるので、涼しい時期を狙ってたくさんヘルメットを被るようにすると良いのではないでしょうか。

ところで、娘ではなく私が一番つらかったのは、東京女子医大での外来で長時間待たされることでした。あまり待たない方法、待たされても多少楽になるポイントなどはこちらの記事にまとめています。▼

頭蓋変形外来の長時間待ち対策

頭蓋変形外来の長時間待ちを攻略!赤ちゃんとママの負担を減らすために

▼娘の治療最終結果はこちらに書きました

ヘルメット治療

ヘルメット治療を受けました。理由と効果と費用について

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